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12月, 2017の投稿を表示しています

「強く生きる」ことを全日本少年サッカー大会優勝から学ぶ。

2017年の大晦日である。この一年はこれまでにおいて全ての面でとても速く過ぎ去ったイメージがある。トップチームが念願のタイトルを取ったことも勿論嬉しいのだが、それ以上に多くの方、特に懐かしい面々に再会できたことに非常に感激している。 その中でも本当に心に沁みたのは、8月に発生した4度目の水漏れ事故以降サッカーショップ蹴球堂を閉めていた際に多くの方が温かい激励の言葉をかけてくださったこと。11年で4回の水漏れはとんでもないが、その度に皆様の言葉で強く生きてこれたと思う。 「強く生きる」は2017年の個人的隠れキーワードだったが、なかなか体現することができなかったとひどく反省している。その分セレッソ大阪は数々の結果を出し続け、その集大成として師走の鹿児島でセレッソ大阪U-12が見事に全国制覇を果たした。 才能溢れる少年たちを見ているだけでセレッソの未来は本当に明るいと感じた。特に右サイドの三津井選手に力強さを見た気がする。目線が足元を向き重心が低い独特のドリブルからキーパーの足元を抜く鋭いシュートに、まさに”長居の ホアキン ”が見えた。 2018年のセレッソ大阪は元旦の勝利を経て良いクラブから凄いクラブへと更にステップアップするのだろう。トップチームからアカデミー全てのカテゴリーをサポートしていくために「強く生きる」ことがもっと求められるのでは無いかと感じている。 そして自分たちもそんな彼らから「強く生きる」ことが学んでいるとひしひし感じる。素晴らしい結果を出したセレッソ大阪U-12の選手たちにパワーを頂きながら、蹴球堂も「強く生きる」ために様々な選択、決断をしていきたいと思っている。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP

準決勝の「オーラ」と決勝という名の「オーラ」。

相当な風邪っ引きである。自然と鼻水が滴ってくるので最近ではポケットティッシュが無いと生きていけない、そんな毎日。病院嫌いもあってか市販の風邪薬だけでしのいではいるのだが、これ以上になると本当に年末年始が厳しいのでなんとかしたいと思う。 そんな体調の中、行きは飛行機帰りは新幹線の日帰りで、陽が射すと少し暖かい気もした聖地長居スタジアムへ行ってきた。天皇杯準決勝であり更に近隣同士の対決となると観客数も多くなり、セレッソ大阪側の自由席はほぼ満席になっていた。 著しい思考能力の低下も有り、空いている席を探し見つけて腰を下ろす。右隣には若いカップル、そして左隣には大家族。POWER AND THE GLORYを熱唱する叔父さんを後ろに控え、のちに「オーラ無さすぎ」とボヤかれるような風体でジッと試合を見ていた。 試合は皆さんのご存知のとおりで、ヴィッセル神戸が過去の対戦とは戦術を変えてきた。お互いが多少空中戦になったことで膠着する試合運びになったが、終盤にドラマが待っていた。確かにあの場面で失点した瞬間、頭が真っ白になってしまったのは否めない。 しかしながら今年のセレッソ大阪は選手、ファン・サポーターとも諦めが悪い。あの場面も正直言って負ける気はしなかった。点は取れると感じた。「あとロスタイムしかない」ではなく「まだ時間有る」というポジティブな感情しか存在しなかった。 まだまだ達してはいないがこれが「勝者のメンタリティ」というものならば、あのルヴァンカップセミファイナルが心の奥底に存在していたかもしれない。それが「オーラ」。そして昔からそのようなシーンが沢山あった。そんなことをしみじみ感じている。 決勝の相手は横浜F・マリノス。今の若い方たちには馴染みのない試合ではあると思うが、 この準決勝のような試合 のダイジェストを改めて見てみた。17年前の気持ちが高ぶる。元旦にサッカーが出来る喜びを噛み締めつつ、勝って2017年シーズンを締めくくりたい。 3度の天皇杯決勝を戦ってきたが元旦という「オーラ」は本当に凄まじいものがある。初めて経験する方が多いだろうがのまれないように熱いサポートを期待したい。それまでに風邪を治せよ、そして「オーラ」出せよ、とお叱りを受けながら自分自身も・・・。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP

なでしこリーグ入替戦、アカデミーの力。

既に12月も半分過ぎたわけだがどうも年末の気分が少々足りない。気持ちよく2018年を迎えたかったのだが、今の状況としてそれもかなり難しそうだ。なんとか上手くまとめて年の瀬に向かっていきたいと思っている。気持ちを強く持っていきたい。 強い気持ちというと強い愛と返すしかないが、セレッソサポーターの強い気持ちと強い愛は本当に素晴らしいと思う。トップチームからアカデミーそしてレディースと、いつの時でも常にセレッソ大阪のことを第一に考え、そして行動している。 現にアウェイである川越にも多くのファン・サポーターが集まり、バックスタンドの一角は桜色一面となっていた。このあとのE-1選手権のための来京なのかもしれないが、勿論桜なでしこをサポートすることが目下の最優先だったのだろうと推測する。 試合序盤は一進一退ではあったが若い力というか勢いが徐々にセレッソを前へ前へと押していき、そして先制点を取ったことで気持ちに余裕が出た。これはやはりホームでアウェイゴールを与えず無失点で切り抜けた緒戦が大きくものを言った。 1部のクラブに二試合合計スコア4-0は出来過ぎの感もあるのだが、それだけ実力がついてきた証拠でもあると思う。アカデミーから少しずつ、しかしながらこの年代特有の急激な成長がこの結果を産んだのだと思うと、僅かでも貢献できたことを嬉しく思う。 ここからは更に厳しいステージへ進むことになる。途轍もない強敵と戦うシーズンが来年からスタートする。アカデミー出身選手だけでは太刀打ちできないシーンも増えるかもしれない。だからこそファン・サポーターの力がより必要になってくるだろう。 今日、もうひとつ喜ばしいニュースが入った。セレッソ大阪堺ガールズが来年のチャレンジリーグへの昇格を決めたとのことだ。試合は見ていないのでなんとも言えないのだが、ダブルでの昇格は喜びを隠しきれないほどの結果なのではないだろうか。 2017年はセレッソ大阪にとって大きなターニングポイントになっていると言っても過言では無い。全てのカテゴリーで素晴らしい成績を残したわけで、特に言えることは、アカデミー出身の選手たちが存分に実力を発揮していることではないかと思う。 セレッソ大阪が次のステージに進む準備は着々と進んでいる。僕らファン・サポーターも彼らの歩みに同調し、時には叱咤激励し共に成長してい

第34節 アルビレックス新潟戦。

ドタバタの一週間。非常に厳しくもあり「人」というものが如何に大事な存在かということにも触れられた。このような試練をいつも与えてくださる何かに感謝しつつも、更なる苦難と戦うべく今日も辛うじて生きながらえている。毎日が勝負である。 そんな中、「アスリートと食のイベント」に招待いただき参加してきた。多くの方々の話を聞きながら自然栽培の野菜を味わう。限られた素晴らしい時間の中でもまた多くの方と触れ合う。本当に「人」から多くのものを与えられて生きていることを痛感する。 さて肝心のJ1最終戦アルビレックス新潟とのゲーム。序盤のもたつきは相変わらずなのだが、寒さのせいか90分通して全体的に不満足な内容となった。パスのズレやちょっとした連携ミス、最大の問題である横パスを掻っさらわれるシーンなど見るに堪えなかった。 18年ぶりの得点王も期待していた。が、今年は全て川崎フロンターレの元に星は輝いていたのだろう。ルヴァンカップファイナルが全てを変えたとしたのならば、まだまだ僕たちには近くて遠い存在であったと思わざるをえない。それくらいの差がある。 選手間の連携とは正に「人」と「人」を繋ぐ絆だと僕は思う。それが最終戦に出せなかったセレッソ大阪と多分出せたのであろう川崎フロンターレとの差。そして来年に向けて僕らはそこを目標に日々前に進んでいくことが肝要であるとも感じている。 このあと2017シーズンに残された試合は天皇杯のみとなった。けが人も多い中どのようなチームづくりゲームづくりをするのかが気になる。サブメンバーにも「流れを変えられる」選手、「人」と「人」を繋いでいける選手は多い。改めて若手に期待したい。 少し戻るが前述のイベントの際、とあるアミーゴから「沖縄で『イバさんのブログ読んでる』って言われましたよ」という話を聞いた。本当にこんな稚拙で内容が無いようなブログを見てくれている皆様に感謝したい。「人」という生き物が更に好きになる。 最後に、ブラインドサッカー元日本代表選手をお連れして日本国ファーストレディと名刺交換および写真を撮らせていただき、そして店長からも更に多くの方を紹介していただいた。やはり「人」との絆が大事だと心に刻みつつもっと前に進んでいかなきゃならない。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP