ストーリーを創るというのは実に難しい。先週末、今日行なう予定のレゴシリアスプレイ、そのドキュメントづくりに奔走していた。どうやってみても流れとかストーリーに脈絡が感じられない。自分でそうなのだから実際受講者はもっと思ってしまうだろう。 このストーリーという言葉から物語っぽい試合をイメージする。よく耳にする”勝ちに不思議の勝ちあり負けに不思議の負けなし”。江戸中後期の肥前平戸藩主、松浦静山(まつらせいざん)の発言で野村克也氏も語るこの名言。ピタッときてしまう仙台戦であった。 引き分けだったからどうなんだよとクレームが来そうだが、昨日の展開だけを見ていると勝てる要素はほぼほぼ無かった。そんな状況下で引き分けることができた。この勝ち点1は勝利に等しいと言っても過言では無いと感じている。絶対にあとで効いてくるはず。 フォーメーションのミスマッチとか言われてもピンとくることがないが、見ている限りでは活動量(運動量ではなくあくまでも)の乏しさがここ数試合続いているし集中力も無い。普通に考えて最後の笛を聴く瞬間は負けを想像したが、結果そうならなかった。 スポーツというものは筋書きのないドラマだと言ってしまえばそれまでだが、ストーリー的には結末が最後まで分からない推理小説みたいなものにどこか似ている。ラストシーンで解決に導くヒーロー。今回は丸橋祐介選手だったがこういうのは正直心臓に悪い。 Jリーグはそんなに甘くはない。甘くはないのだが、できればセレッソ大阪のサッカーだけは安定した試合を期待したいのだ。どっちに転んだとしても最後のどんでん返しはもう勘弁願いたい。しかしながら、ストーリーは突然に。ラブがあろうとなかろうと、だ。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP
dobroサッカーショップ蹴球堂オーナーの憂鬱。この狭い世の中を適当に歩きながら、セレッソファン、サポーターに勇気を届けたいと思います。どうぞよろしくお願いします。