二ヶ月ぶりくらいに髪の毛を切りにいった。緊急事態宣言中は、前髪程度は自分でなんとかカットしていたが、全体に鋤くとなるととたんに難しくなる。自分でできることとできないことの分別。このような事態になると如実に表れてくる。人間とはやはり共生しなければ生きていけない生き物である。 向き不向きも存在する。例えば事業で言えば、ゼロをイチに変えるのが得意なタイプと、イチを更に上向きにさせるのが得意なタイプ。また、スタートダッシュが得意なタイプとじっくり正確にコツコツとこなすのが得意なタイプなど、それぞれの持ち味というものがあり、組織はその集合体とも言える。 4月30日にF.C.OITOのキックオフ、5月27日には蹴球堂のリスタートと慌ただしい中での一ヶ月が今日終了した。たくさんのお客様にお越しをいただいたことへの感謝と同様に、この数ヶ月で様々なお手伝いをいただいた方々へのお礼を、早く大阪でしたいと思っているのだが、帰阪はまだまだ先の様子だ。 準備期間の動きは、まさにひとりひとりの持ち味というものが存分に出ていたと感じる。その道のプロフェッショナルが集まるだけではいい仕事ができるとは限らない、はサッカーを通じて僕らは存分に学んできた。今回のOITOプロジェクトはそのことからも充分に学んだ成果を上げたような気がする。 まだ一ヶ月(蹴球堂に至ってはまだ五日だ)されど一ヶ月。大事な時期にあまり持ち味を発揮できずに終わった僕は、これからどのように何を見せていこうかと模索中である。ところで僕の持ち味って・・・一体何なのだろうか。「打てない守れない走れない」。まあアーカイブを残すことだけだろう。 そして、F.C.OITOのコンセプトでもある「FOOTBALL」のひとつひとつの文字たちにも、それぞれの持ち味がある。これらの中には、僕が得意とする(と勝手に思っている)カルチャーものもいくつか存在している(と信じたい)。帰阪に併せて、イベントでも考えてみようかと思っている今日この頃。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP
dobroサッカーショップ蹴球堂オーナーの憂鬱。この狭い世の中を適当に歩きながら、セレッソファン、サポーターに勇気を届けたいと思います。どうぞよろしくお願いします。