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Jリーグの誕生日に国立競技場での試合を思い出す。

Jリーグが始まって三十年弱。多分、この日の前後でサッカーが行なわれていなかった年などかつて無かったと思う。それくらい新型コロナウイルスの猛威は凄まじかったということだろうか。この日を迎える度に、あの国立の綺羅びやかなスポットライトに包まれた試合を思い出してしまう。

セレッソ大阪も1995年に昇格して以来5月15日に試合を行なうこともあったが、勝った記憶が殆どない。基本負けているような気はする。それこそ暦なのでぴったりその日に試合ができる年ばかりではない。でもこの誕生日が毎年華やかになるようにと願ったりしているオールドファンだ。

僕らセレッソ大阪サポーターがJリーグとともに過ごした年月は本当に素晴らしいものだと思う。良いこと悪いこと数多くあったし、Jリーグによって涙することも数多く存在した。でも、それらも月日が経つにつれ良い思い出に変わっていって、逆に人生の糧のような状況でもあるのだろう。

5月15日の国立競技場はテレビで見ていた。この試合は感慨深いのだが、やはり国立でのJリーグで思い出すのは1995年11月4日の鹿島アントラーズ戦だ。他のセレッソサポーターの方はどう思っているかではあるが、この試合くらい良い意味でも悪い意味でも印象的だったことは無かった。

あの風景は今でも思い出してしまう。国立競技場でも複雑な思いはたくさんしてきたが、それは日本代表の話が非常に多い。我らのセレッソ大阪が、ましてやJリーグでの国立競技場での試合。何と言っていいか正直分からない。いや、少し思い出しただけでもなんだか気持ちに動揺が走る。

そんな気分を吹っ切らせたいと思いながらこの文章を書いているので、かなり乱筆になっているかもしれない。試合結果は2−2のPK勝利だった。森島社長の2ゴールは覚えていない。国立でのJリーグというとあとは横浜FC戦くらい?もうあの国立競技場はその場所には既に立ってはいない。

詳しい話を聴きたいなと思う方がいらっしゃれば、是非コロナ明けにでもF.C.OITOでぺちゃくちゃやりたいなと思ったりする。あの場所は、過去を懐かしんで共に肩を抱き合うところでもある。Jリーグの誕生日に、そのような店舗が存在していることに感動してしまう僕はただのおじさんだ。

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