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準決勝の「オーラ」と決勝という名の「オーラ」。

相当な風邪っ引きである。自然と鼻水が滴ってくるので最近ではポケットティッシュが無いと生きていけない、そんな毎日。病院嫌いもあってか市販の風邪薬だけでしのいではいるのだが、これ以上になると本当に年末年始が厳しいのでなんとかしたいと思う。

そんな体調の中、行きは飛行機帰りは新幹線の日帰りで、陽が射すと少し暖かい気もした聖地長居スタジアムへ行ってきた。天皇杯準決勝であり更に近隣同士の対決となると観客数も多くなり、セレッソ大阪側の自由席はほぼ満席になっていた。

著しい思考能力の低下も有り、空いている席を探し見つけて腰を下ろす。右隣には若いカップル、そして左隣には大家族。POWER AND THE GLORYを熱唱する叔父さんを後ろに控え、のちに「オーラ無さすぎ」とボヤかれるような風体でジッと試合を見ていた。

試合は皆さんのご存知のとおりで、ヴィッセル神戸が過去の対戦とは戦術を変えてきた。お互いが多少空中戦になったことで膠着する試合運びになったが、終盤にドラマが待っていた。確かにあの場面で失点した瞬間、頭が真っ白になってしまったのは否めない。

しかしながら今年のセレッソ大阪は選手、ファン・サポーターとも諦めが悪い。あの場面も正直言って負ける気はしなかった。点は取れると感じた。「あとロスタイムしかない」ではなく「まだ時間有る」というポジティブな感情しか存在しなかった。

まだまだ達してはいないがこれが「勝者のメンタリティ」というものならば、あのルヴァンカップセミファイナルが心の奥底に存在していたかもしれない。それが「オーラ」。そして昔からそのようなシーンが沢山あった。そんなことをしみじみ感じている。

決勝の相手は横浜F・マリノス。今の若い方たちには馴染みのない試合ではあると思うが、この準決勝のような試合のダイジェストを改めて見てみた。17年前の気持ちが高ぶる。元旦にサッカーが出来る喜びを噛み締めつつ、勝って2017年シーズンを締めくくりたい。

3度の天皇杯決勝を戦ってきたが元旦という「オーラ」は本当に凄まじいものがある。初めて経験する方が多いだろうがのまれないように熱いサポートを期待したい。それまでに風邪を治せよ、そして「オーラ」出せよ、とお叱りを受けながら自分自身も・・・。

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