アジアでの戦いが始まった。思うところは多々あるものの、大事な緒戦で勝ち点3を取れたことがなによりのポイント。短期集中のここからが勝負になる。厳しい日程のなかでのゲームがとれだけ今後のチームに活かせるのかが重要になってくる。
僕自身AFCチャンピオンズリーグにはとんと縁が薄い。記憶が定かではないが、多分、二試合か三試合くらいしか現地観戦したことが無いはず。しかも海外アウェイとなると、2014年シーズンのみ。ファン、サポーターとしてどうなのだろうか。
以前(20年前くらいの話で恐縮だが)も書いたりもしていたのだけれど、若いうちは旅に出ていくほうが良い、特に海外アウェイに行ったほうが良いと話してきた。ワールドカップ予選はもちろんのこと、我らがセレッソ大阪のアジア然り、だ。
海外では、特にアジアにおいての真剣勝負では、国内でのスタジアムで味わったことの無いような空気に包まれる。今はそれほどでも無いのかもしれないが、その昔は、石や瓶が飛んできた、なんてこともあった。そんなことを思い出してしまう。
旅は良い。吊り橋効果ほどでは無いものの、ファン、サポーターのあいだの距離を、限りなく狭めてくれる。同じ空気、同じ空間を共有することで、共感が生まれやすい。この共感を作り出す力が、このサッカーの旅には多く含まれているのだ。
齢五十となった今でも、この旅を続けたいという気持ちは昂っている。それ以上に、環境を準備するためにはやはりセレッソ大阪がこのアジアで戦い続ける必要があると強く感じている。今回もそのための資金石だと考えれば、素敵なのである。
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