正月気分もようやく終わり(とは言いながら元旦から仕事してましたけど)、もうそろそろ気分を上げていかねばなるまい。今年の目標を叶えるための、トレーニングしながらの愛犬の散歩。その帰りに年賀状をポストから受け取るという簡単なお仕事の毎日だった。
子供の頃、塾は行かなかったが習字だけは習っていた。毎週先生のところに習いに行っていたのを思い出す。その気持ちを取り戻すのでは無いのだが、字を書くという行為は本当に楽しい。今でこそiPadになったがロッカーには積まれたノートが塔を成している状況だ。
さて話を年賀状に戻す。最近では「来年から年賀状を止めます」という言葉を目にする機会が殊の外多い。僕自身、それ自体には特に気にならないのだが、なんというか、日本の文化とや伝統、そういうものが徐々に失われていくことには若干の寂しさを感じている。
確かにメッセージやSNSがあるじゃないか、時代と共に年賀状も変わっていけばいいじゃないかという意見を頂くだろうし、僕もその方向に関しては間違いじゃないと思う。が、年賀状を手で書く、という文化が消えていくことに対して、なぜだか憂いの思いが強い。
何もかもが変わっていくこの世の中。残るものと消え去るものとの運命ははっきりしつつあるが、たとえ「あんたは滅びの美学が好きやな」と言われようとも、元旦の朝、ポストの鍵を開けて覗き込んだ先に存在する長方形の厚紙に、どうしようもなく心を奪われるのだ。
NEVER STOP,NEVER GIVE UP
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