オリロスとはこのことで、コロナ禍の休日の過ごしかたを忘れてしまっている。そういう意味でもスポーツというものは人の心を揺さぶる力があるな、と感じる一方、悪意の対象にもなりうる。どこまで行っても、すべては人のやることである。
言葉はとても重厚だが捉えかたひとつで変化してしまう。受ける側にとってそれは批判にもなり中傷にもなり、逆に励ましにもなる。たとえそれが発信者側の意図しないかたちで受け取られたとしても、ひとつひとつの言葉には責任が存在する。
さて、当のセレッソ大阪である。無失点試合を喜んでいる場合かそうでないかは、捉えかたにもよるだろうが、全体的なチグハグさは素人目に見ても歴然だと感じる。昨年の今頃は安心して見ていられたが、実にもどかしい日々を過ごしている。
「絶対残留」など身に付けたくないのだが、このまま進むと想定の範囲として受け止める必要性が出てくるのが実情。ファン、サポーターがスタジアムでどのような状況かは窺い知れないものの、多くの言葉で埋め尽くされたのは間違いない。
そんななかでもいくつかの光明が見つかったのは嬉しい。選手もサポーターも、いま必要なのは若い力かもしれない。隣の芝は青く見えるが、客観的見方、逆説的な話をするならば、それだけ若い方々にチャンスが訪れているということなのだ。
そんなことを仙台戦を見て感じてしまった。だからこそ若い彼らの奮起に期待するとともに、この逆境を何とか自らの手で乗り越えてみせてほしいと思うのだ。君たちなら「絶対やれる」はず。だからこそ僕らおっさんは君たちを見続けている。
今日のアビスパ福岡戦。かなり大変ななかでのプレイを強いられると思う。僕らの道のりにはいつも試練が待ち受ける。だがそれがなんだというのか。乗り越えられる選手たちだと信じているし、そして、必ずやってくれる選手たちなのでもある。
NEVER STOP,NEVER GIVE UP
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