今年もこの日がやってきた。毎年のことではあるのだが、思い出す内容が少しずつ少しずつ減ってきている感もある。だからと言って綺麗さっぱり捨て去っていいものでもない。セレッソ大阪に関わる方々にとって非常に価値のある一日なのだ。
2000年5月27日から21年経つ、その前日に、鹿島アントラーズとのアウェイゲームが行なわれた。結果はもちろんご存知の通り。もうしばらくのあいだサポーターにとっては、なかなか(相当?)上手くいかないなと感じる試合が続いている。
選手もかなりフラストレーションが溜まっているのが見て取れる。また周辺でも、クラブや選手のSNSなどを拝見するだけで、なんとも言えない気持ちの葛藤が大きくなってくる。こればかりは時間が解決してくれるとはとても思えない状況だ。
勝てなくなると湧き上がる感情とは少しニュアンスが違っている。「怒り」などというよりはどちらかと言うと「寂しさ」とか「哀しさ」に限りなく近い。選手にもファンにもそしてサポーターに対しても「寂しさ」「哀しさ」を感じてしまう。
もちろんこの四年間で高く積み上げたレゴブロックが音を立てて崩れるのにどことなく似ている。だが、それ以上に寂しいのは、クラブの感情がまったく見えてこないこと。そこに本当の「寂しさ」が見え隠れしているような気がしてならない。
今日のspaceは果たしてどんな感情に包まれるのだろう。時間はあるようでそれほど残されていないような思いのほうが大きい。今やれること。根本的なことや将来のこと。ひとりひとり感じ方も違うだろうから。悲観的にはなりたくはないけど。
NEVER STOP,NEVER GIVE UP
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