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失敗の本質から学ぶ。読書で学ぶ。

痛みもかなり和らいできたので今週から本格的に仕事をしている。特に偉いとは思っていないが人を導く立場にいることもあってか、復帰すればそれなりの選択がついて回る。それが与えられたミッションでもありそして当然のことだと思う。

発言ひとつ取ってみても選択には責任というものがあり、その責任は選択した本人にあると言える。そのためにリーダーシップやマネジメントを学ぶことを自ら課し、更に多くの選択を迎えることとなる。そこから逃げることは決して許されない。

最近ようやく「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」を読み終え「失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇」を読み始めている。そしてこれが実に面白い。どうして今までこの本を手に取らなかったのだろうかと少々自責の念に駆られている次第。

内容としては第二次大戦時の日本陸軍、日本海軍の失敗の本質が詳細に書かれており、リーダーとして学ぶべきものは非常に多い。特に日本とアメリカのリーダーシップのありかたについては、身につまされる思い以外の感情が出てこない。

数々の戦いの中で、準備不足があったりリーダーが選択を誤ったりと、まさに今の時代でも起こっている出来事とほとんど変わらない。人間はやはり過去からの学習が苦手で同じ轍を踏む。だからこそ書籍にはその価値があるのではと思う。

読書は良い。読む力書く力伝える力。どんな書籍であれ何かを学べる。読み方もいろいろ。紙の本でもいいし電子書籍でもオーディオブックでも勿論いい。昨今の駄目な大人にならないよう、若者には是非本を手に取ってほしいと切に願う。

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