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ソニー創業者 盛田昭夫氏のメッセージ。

今、鳥栖戦を見ている。まだ序盤なのだがこの先に来る悲劇まで感情が持つだろうか。そんな「山の日」に山下達也選手が完全移籍するという何とも言えない振替休日を味わっている。まあ元来平日休日も意識していない性分でもあるので振り返られている気持ちはないが。

世間では三連休というその最中。先日たまたま見つけたこのような動画アーカイブを見ることにした。ソニー創業者の盛田昭夫氏によるウォークマン十周年について語っている。12分ほどおひとりで喋り続けている動画ではあるが、非常に興味深い内容で見入ってしまった。

「そのプロダクトがどんな人の生活を生み出すか」よりも「そのプロダクトは人の生活のどこで活かされるか」。現存するプロダクトが姿形を変え、どのようなイノベーションを起こすのか。ウォークマンの歴史を見ているとそんなことを思い出させてくれる気がしている。

今日、既に多くの技術や価値が存在しており世の中に全く無い価値を見つけ出すのは本当に難しい。僕自身もイノベーティブな企画を考えたりすることが多いが、ゼロをイチにする難しさをお腹が痛くなるくらい痛感している。また同じことを考えている人も万を下らない。

僕がとあるサービスを考えだしたとき、プロダクトというか仕組みは四半世紀前に存在していたのだが、そこに新たなテクノロジを組み込むことで違った価値を生み出すことができた。この価値を感じて頂ける方も増えていき、かなりのID数を獲得することもできたのだった。

それにしてもこのようなアーカイブがネット上に残っているのはありがたい話だ。Youtube始め見るに堪えない動画も無くは無いのだが、時たま見つけるお宝映像に心を震わされるのがインターネットの素晴らしさだろう。まだ手元にいくつかのお宝がある。無いのは時間だけだ。

※このあとで鳥栖戦は書こうと思う。

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