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イングランドと僕のご縁は続く。

つながりではないが昨日のラグビーワールドカップ準決勝はイングランドがニュージーランド・オールブラックスの三連覇を阻んだ。全くのド素人なので凄いのだろうなということくらいしか分からないが、日本代表も率いたエディ・ジョーンズ氏は素晴らしいヘッドコーチなのだろう。

ロンドンに滞在していた(しつこい)僕としては、イングランドの決勝進出に何かの縁を感じる。縁と言えばイギリスと日本も非常に深いだろう。実のところ僕自身がよく調べたりしていることも、この国には多く存在する。そんな、不思議な縁が今年のキーワードなのかもしれない。

僕の「幕末明治好き」をご存じの方は結構多いのだが、「西洋史好き」を知る人は意外と少ない。いつも、初期キリスト教の歴史や十字軍の遠征についての書物や小説などを読んだりしているのだが、神聖な場所、建築物や象徴を、紙やモニタでしか確認することができていなかった。

今回とても運悪く(良く?)ロンドンにしばらくの間滞在することができたので、シティ・オブ・ロンドン、テムズ川とセント・ポール大聖堂の近くに存在するテンプル教会を見てきた。ここは、十字軍遠征のなかでもとりわけ気になっていたテンプル騎士団のイングランド本部でもある。

有名なのはダン・ブラウン著のロバート・ラングドンシリーズであり、トム・ハンクス主演の映画「ダ・ヴィンチ・コード」での一幕だろう。荘厳な佇まいと中に入った瞬間の何とも言えない空気感。そして何と言っても横たわるテンプル騎士の像。この像がどうしても見たかったのだ。

「幕末明治好き」としては、長州ファイブやハリー・パークス、アーネスト・サトウという流れも捨てがたいのだが、ロンドンでどうしても初めに見たかったこのテンプル教会に行けただけでも縁の強さを感じる。イングランド代表と僕のこの先はどうなるのだろう。妄想が過ぎるか。

※南アフリカとの決勝戦になりましたね。

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