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「問い」と「合意」。

4月の新シーズンになって初めてレゴ®シリアスプレイ®ワークショップを実施した。短時間ではあったのだが、15名程度の新規プロジェクトにおけるキックオフにおいて「自己紹介」とプロジェクトを遂行するにあたっての自分自身の「羅針盤(ガイド)の構築」。

スキルビルディング(準備運動)から本番に行くに連れ、参加者の本気度が上がっていく様を見て、レゴ®シリアスプレイ®の本質というものを改めて感じることができ、力不足なファシリテーターではあるがかなり満足したワークショップになったような気がしている。

今回「問い」には相当苦労した。状況を知っているだけに、「難しいがアウトプットしやすい」問いにどうすればできるかを非常に苦慮した。レゴ®シリアスプレイ®とは全員が参加し全員が意見を出し全員で「合意」すること。毎回、まずこれを肝に銘じて設計書を作る。

時々「普段の会議でも全員に意見を求めて合意している」と苦言を受ける場合もあるが、全てはないが多くの会議では合意ではなく「同意」を求めている場合が多く、それは上下関係やしがらみ、過去の仕事などによって左右されてしまうことも多々あると感じている。

人それぞれにが個性があり考えがあり思っていることは違う。それはレゴブロック例えば赤いブロックひとつとっても、これを「情熱」と呼ぶ人もいるし「止まれ」だと言う人もいる。はたまた「野球チーム」と言うこともできるし「ブレーキランプ」でも間違いはない。

そんな、組織の中のひとりひとりが個性を発揮し心理的安全性が確保された中で、フル回転させた手から導き出される極上の言葉を聴く。意義を「問い」そして全員の意見を結集した「合意」を見つけていくことのお手伝いをしていきたい。更に努力を積み重ねていく。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP

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 コロナ禍に、コールリーダーの言葉が伝わる環境を作った。それが「#コールリーダーウダウダ」。ひたすら毎週話し続け、今週、その#コールリーダーウダウダの200試合出場を達成した。 年間52週。そう考えれば、4年は続けているということ。今週のコールリーダーウダウダでも話したが、コロナ禍を忘れつつある。いや、忘れてはいけない。決して忘れてはいけないのだ。 だから話し続ける。継続は力。継続は愛。そんなことを思い浮かべてしまう。時代は変わる。でも変わらないのは、人の心、サッカー。そして、なによりも大きいセレッソ大阪への思い。 「#コールリーダーウダウダ」をやっているとよくわかる。セレッソ大阪のコールリーダーは、多くのものが継承されている。実に30年以上に渡って、様々な思いがつながっているのだ。 200という数字は、その思いの積み上げの上に成り立っている。そんな思いを、これからも紡いでいかねばならない。そう強く感じた200回目のハーフタイム。仲間はありがたいと感じた。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP

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