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ITツール活用の一助に。

先日、父親の誕生日だった。Googleカレンダーが毎年のようになんでもないこの一日を教えてくれる。決してこの時を刻む道具に頼り切っているわけではないのだが、僕の頭の中に”記憶”として残り続けていけるよう、このようにいつもサポートをしてくれているのだ。

兎角ITとは便利さの追求だの時間の効率化だのという決まりきった言葉でまとめられがちである。たとえそうだとしても、人の心にそっと寄り添ったりできることこそ、この情報化社会におけるツールの本懐であると思っているのだが果たして間違っているだろうか。

コンピュータの世界に飛び込んで30年あまり。アウトプットに目が行きがちだったばかりに忘れてしまっていることも多い。ワークライフバランスなのかライフワークバランスなのかという言葉尻なことだけでなく、人生にとってより最適な活用方法とは何なのかと。

今、僕の個人Googleカレンダーには普段のスケジュールだけでなく、ToDoリストやリマインダーといったタスク、プライベートの予定や誕生日、イベント情報などすべての生活サイクルがそこにある。もちろん運動やヘルスケア情報なども計測したら登録されていく。

カレンダーを見つめながら長期中期短期のものごとを考え、実行していく。データは嘘を言わないが、ツールの使い方ひとつで正にでも悪にでもなりえる。大したことはできないが、IT関係者の端くれとしてより豊かな社会にするための活用の一助になる責任があるかも。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP


父親が眠る一心寺さん

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