以前、実家に戻った際に子供の頃の写真を見ながら思い出に浸っていた。その中の一枚に4つ下の弟とふたりでランボルギーニなんとかとおぼしきスポーツカーと映っているフォトがあった。「あぁ小さいときは車に興味があったのだな」となにか不思議な気持ちになったのだ。
車競技に対して抵抗感があるわけではないのだが、なぜだか自分に入ってこない。何が理由かも分からないのだがとにかく入ってこない。一番の原因は極度の「車音痴」だということでもあるのだろう。自動車はともかくバイクという存在との接点が皆無な人生を歩んでいた。
そんなさなか鈴鹿サーキットに行かないかとのお誘いを受ける。小中と同級で更に言うと同じマンション住人だった幼馴染が鈴鹿8耐に出場するという。三年前(だったと思うが)にも同じようなシチュエーションがあったが当時は拠ん所ない理由でどうしても行けなかった。
そのときにはドリンクの差し入れを送っていたのではあるが、今回念願叶って鈴鹿へと赴くことになった。当然ながらバイクレースを見るのは初めてになるわけである。僕はどんなふうに思いを抱くのだろうかとワクワクの数週間。準備もそこそこに台風近づく西へと向かう。
この旅はアクシデントの連続だった。新幹線で品川駅を出発し名古屋駅に到着した僕らは、一番美味いと評判(都市伝説?)のJR在来線3-4番線にある住よしで「かき揚げきしめん」なるものを食そうということになった。ところが券売機にはこんな言葉が寂しくが踊っていた。
【油の調整中です】
豚しゃぶきしめん(これはこれで美味い)を腹に放り込む。その後僕らは近鉄電車に乗り換えようと階段を降りたところ眼の前に人だかりが見えてきた。確認すると人身事故のため運転見合わせだと言う。特急券販売も止まっており窓口に人が殺到している状況だったのだ。
次に続く。
NEVER STOP,NEVER GIVE UP
車競技に対して抵抗感があるわけではないのだが、なぜだか自分に入ってこない。何が理由かも分からないのだがとにかく入ってこない。一番の原因は極度の「車音痴」だということでもあるのだろう。自動車はともかくバイクという存在との接点が皆無な人生を歩んでいた。
そんなさなか鈴鹿サーキットに行かないかとのお誘いを受ける。小中と同級で更に言うと同じマンション住人だった幼馴染が鈴鹿8耐に出場するという。三年前(だったと思うが)にも同じようなシチュエーションがあったが当時は拠ん所ない理由でどうしても行けなかった。
そのときにはドリンクの差し入れを送っていたのではあるが、今回念願叶って鈴鹿へと赴くことになった。当然ながらバイクレースを見るのは初めてになるわけである。僕はどんなふうに思いを抱くのだろうかとワクワクの数週間。準備もそこそこに台風近づく西へと向かう。
この旅はアクシデントの連続だった。新幹線で品川駅を出発し名古屋駅に到着した僕らは、一番美味いと評判(都市伝説?)のJR在来線3-4番線にある住よしで「かき揚げきしめん」なるものを食そうということになった。ところが券売機にはこんな言葉が寂しくが踊っていた。
【油の調整中です】
豚しゃぶきしめん(これはこれで美味い)を腹に放り込む。その後僕らは近鉄電車に乗り換えようと階段を降りたところ眼の前に人だかりが見えてきた。確認すると人身事故のため運転見合わせだと言う。特急券販売も止まっており窓口に人が殺到している状況だったのだ。
次に続く。
NEVER STOP,NEVER GIVE UP
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