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「若い力」を「支える力」。

久保建英選手がレアル・マドリーのユニフォームを着て試合に出ている姿をテレビで見た。バルセロナへ移籍した安部裕葵選手含め、本当に凄い時代が来たのだなとしみじみ感じてしまう自分がここにいる。うちの選手たちもこれからそうなっていく可能性は充分にある。

自分自身、今、若者を支える仕事もしているのでよく分かるが、才能を伸ばすのはポジティブでもありネガティブなところでもある。そもそも人がどう育つかなど誰も予測できないものなのだ。本人以外は。そうなると本人をどのように意識づけしていくのかが大事になる。

自分の若い頃はどうだっただろうかと考えてしまいがちだ。もっとこう頑張ればよいのにとか僕だったらこうするとか、比較して相対的に見比べるのは良くないと思うのだが僕も人間(だもの)だ。感情のコントロールがとても重要だと思っているがまだまだなのだろう。

先日もとある勉強会を実施した。ファシリテーターとしての諸々を2時間ほど説明させてもらったのだが、伝え方含め非常に難しかった感もある。勿論コミュニケーションは様々な道があると思うのだが、自分自身の「支える力」が必要であると改めて考えさせられたのだった。

まさにレゴ®シリアスプレイ®で行なう「コネクション」というアプリケーションが実に当てはまる気がする。関わり方はどうなのか、どう支えていくのか。つながれた線にはどんな情報がどのように流れたりするのか。多くの複雑な想いを整理するのにもこのワークは利用可能だ。

これからも若い方々の育て方や伸ばし方を意識して支えていく。残された時間はそれほど多くはないのだが少しでも前に進んでいきたいと思う。インターハイが沖縄で始まる。多くのセレッソファンも訪れることだろう。うちのNJが進む道と支える力。さてどうなるだろうか。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP

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