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第1節 大分トリニータ戦。

タイミングとはこのように訪れるのだろう。昨日、箱根からの帰りに新宿西口にあるブックオフに立ち寄った。ご存知の方は分かるだろうが新宿駅の東西に存在したブックオフが数ヶ月前に統合されてしまった。なので大の本屋好きである僕としては、少々辛い人生を送っているのだった。

話が逸れた。そのブックオフで色々探しながら歩いていると一冊の本を見つけ、その前で立ち止まった。「俺か、俺以外か。」先日初代セレ男に就任されたローランドさんの名言集だ。以前から読みたいと思っていながらサボっていた自分が憎い。僕は躊躇せず手に取ってレジへと進んだ。

そのローランドさん効果もあってか、2020年シーズンも開幕戦を勝利することができた。お客様との会合があり今年もスタートはテレビ観戦。主導権を握られっぱなしの、とても難しい試合だった。内容はともかく失点せずに終えられ(最後の最後は冷や汗が出た)、感謝をしたいと思う。

気になるところもいくつかあって修正してかないと不味い気はした。しかしながら数人の新戦力はフィットしている感もあるし、これは先々が非常に楽しみになってくる。もう少し力が付いたなら「夢に近づくのではなく、夢のほうから俺に寄ってくるはずだ」という言葉も聴けそうだな。

それにしても大分トリニータは素晴らしいサッカーをしている。いや大分だけじゃない。今のJリーグはどのクラブも最後まで走り抜くサッカーだから面白いのだ。今改めて言いたい。Jリーグを見にスタジアムへ行こう。そこには、まさに夢と魔法の国に匹敵するファンタジーが溢れている。

余談だがまたメディアで話す機会をいただけそうだ。やっぱりセレッソ大阪を好きになって良かったなとつくづく思ってしまう。1993年夏。父の言葉。スケールは違えど(もちろん僕が低い)奇しくもローランドさんもお父の言葉に影響を受けたとこの本に書かれていたのが印象的だった。

その「俺か、俺以外か。」昨年10月以降セレッソファン、サポーターも手にしただろう。僕は今さっき読み終わった。なんだか中古本で済ませようとしたのがとても申し訳なく感じる。五十前の男が読んでも素敵だ。のめり込んで一気読みしてしまった。多くの方に見てもらいたいなと思う。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP

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