スキップしてメイン コンテンツに移動

「企業内のあらゆる予算がIT関連になり全ての企業がテクノロジー企業になる」時代に。

一月が終わり二月に入って考えていかなければならないのが決算処理だ。サッカーショップ蹴球堂の年度の締めは12月。2006年度から数えて実に15回目。頼みの綱は税理士先生。本当にいつも無茶ばっかり言っては助けていただいている。出来ないことは自分でしない信条の僕でもある。

そんな頼りになる税理士先生にたくさんのお手伝いをいただきながら順次進めていくこの決算処理。多くのデータとのにらめっこは既に始まっていて、更にここから精査を含めてしばらく続いていくことになる。出来る限りリアルタイムに処理したいが、元来の「いい加減さ」が邪魔をする。

以前にも書いたとおり売上や経費の関連はGoogleドライブのスプレッドシートで行なっている。もちろん表計算という意味ではMicrosoft Excelとほぼ変わらない。繰り返しになるが「メールにファイルを添付する」という文化は蹴球堂には既に存在していない。Googleの力に頼っているのだ。

いつでもどこでも仕事ができる環境をと口では言うが、実に日本の働き方の大半は昔も今も何ら変わっていない。「無駄な書類、無駄なデータ、無駄な会議、無駄な◯◯◯」。またそこにかける膨大な工数を取らせる時間泥棒。そのような負の文化。IT大好きな僕は変えていきたいとも思う。

サッカーショップ蹴球堂のネットショップをBASEに変えてから非常に楽になった。多少の手数料くらいは気にならないほどのトレードオフ。作業を減らしつつ考えるほうにより力を注いでいく。シェアリングエコノミーな考え方。まさに働き方自体が変わっていくのを目の当たりにしている。

いや、本音の話「誰かの力を借りなければやっていけない」ではなく、「誰かの力を借りれば更にもっとやれる」時代になっている。Airbnbのおかげで空室は生まれ変わり、出前を行なう余裕が無かったレストランはUber Eatsで蘇っている。ITの力は、全ての働く人や組織を活性化させてきた。

2013年にガートナーのシニア・バイスプレジデントが語っていた「企業内のあらゆる予算がIT関連になり全ての企業がテクノロジー企業になる」というキーワードを思い出している。この言葉には枕詞が存在している。それは「2020年」。今年がIT時代の分岐点になることは疑いようがない。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP

コメント

このブログの人気の投稿

祝・200試合出場。思い。

 コロナ禍に、コールリーダーの言葉が伝わる環境を作った。それが「#コールリーダーウダウダ」。ひたすら毎週話し続け、今週、その#コールリーダーウダウダの200試合出場を達成した。 年間52週。そう考えれば、4年は続けているということ。今週のコールリーダーウダウダでも話したが、コロナ禍を忘れつつある。いや、忘れてはいけない。決して忘れてはいけないのだ。 だから話し続ける。継続は力。継続は愛。そんなことを思い浮かべてしまう。時代は変わる。でも変わらないのは、人の心、サッカー。そして、なによりも大きいセレッソ大阪への思い。 「#コールリーダーウダウダ」をやっているとよくわかる。セレッソ大阪のコールリーダーは、多くのものが継承されている。実に30年以上に渡って、様々な思いがつながっているのだ。 200という数字は、その思いの積み上げの上に成り立っている。そんな思いを、これからも紡いでいかねばならない。そう強く感じた200回目のハーフタイム。仲間はありがたいと感じた。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP

『継続は力なり』とか言うが。

 #コールリーダーウダウダ 200試合出場記念ステッカーが多くの方の手に届いていることを願う日々。大した話でもないけれど、ごくごく小さいことを積み重ねてきた結果なのだとも思う。 セレッソ大阪のコールリーダーは、1993〜1994年から30年以上連綿と続く旅路なわけで、この絆はちょっとやそっとじゃ崩れない。セレッソ大阪は、Jリーグはそうやって成長してきた。 その、言葉では表現しにくい、人間的なつながりを、スペースでは出しているつもりなのだが伝わっていれば嬉しいところ。だからこそ、今、ここにいる意味なども意義もあるのだろう。 ステッカーの画像をSNSでアップしてくれているのを見る。ふと胸が熱くなる。やってきたことや、やり続けてきたことの全てが、正しいものではないことも重々理解をしているつもりだ。 だけどそれらは、決して間違ってもいなかったのだなとも思えて、人間的なつながりに感謝してしまう日々。その輪がここまで大きくなり、そしてここからも更に大きくなっていくはずだ。 だから、続けられるだけ続けよう。昔ある人に言われた言葉。「『継続は力なり』とか言うがあれは嘘や。ほんまは『共に継続する仲間がいることは力なり』なんや」。これ、まさに本質。 ※ステッカーはイバのところにも若干あるので、もし手に入らなかった方は、スタジアムやお店などで見かけたときに声をかけてください。人と人のつながりから何かが始まりますよね。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP

今も昔も。

 今日は誕生日である。もうこの歳になると嬉しいとか悲しいとかは感じなくなるものの、やはりお祝いのメッセージを頂いたりすると心が踊る。そして、そのカンバセーションの大半はセレッソ大阪。やはり切っても切れない縁が、サッカーによって大きく広がっていく。 身体はそれほど言うことを聞かなくなってはいるものの、それでも多くのところも顔を出したいと思うし、多くの方とお会いしたいという思いが歳を重ねるごとに強くなっているのは事実だ。それだけ「死」というものと向き合っている証拠とも言えるし、そうでもない。 小樽へ行ってきた。札幌に行く用があり少し足を伸ばしたわけだ。グラウンドに着いた瞬間に我が目を疑った。ものすごい数のセレッソ大阪サポーターがいたのだから当たり前と言えば当たり前だ。勿論ご家族の方が多いとは思うが、こんなにいるとは想像していなかった。 身内以外のサポーターが単独で行けるかというと厳しい面もあるだろうが、その中でもサポートに向かう方々はいる。セレッソ大阪のサポーターの歴史はこのようにして続いていっていることに、誕生日以上に感激してしまう。アカデミーの監督に言われた一言を思い出す。 それだけがすべてじゃないのも真実。だが、綺麗なコレオを作るとか、迫力ある応援ができるとかだけではない、「サポーターとは一体何なのか」を考える機会としてアカデミーと触れ合ってほしいと切に願う。5年後10年後のクラブはきっと彼らが支える。そのサポートを。 今日は誕生日である。プレゼントを求めるよりも、セレッソ大阪に関わる方々のKindleの片隅に「 朝、目覚めたら、そこにセレッソライフが。 」を置いてくださることのほうが本当に嬉しく思える。今も昔も次世代のために手を打っていくのが役目だと、自負だけは心にある。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP