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蹴球堂にも昭和のシンプルさを。

今週くらいからサッカーショップ蹴球堂Re:Startについて作業を急ピッチに行なっている。細かなところはまだだとしても、大枠については近々に案内できるかもしれない(あくまでも仮)。フェイスブックページやツイッターなどのSNSを中心に適宜(適当に)確認いただければ幸いに思う。

「100日後に死ぬワニ」なる四コマ漫画が流行っていると聞いて読み始めたのが死ぬまで一週間を切った頃だった。どうも世の中のトレンドについていくことに疎い。残念なのかありがたい話なのかはとんと判断がつかないが、時代の波に乗れず、未だ昭和の幻影を追い続けている身でもある。

何故だか昭和という年号に愛着を感じる自分がいる。昭和生まれであり、子供の頃遊び回った山の名前は「昭和山」だった。それ以外に僕と昭和を結びつける要素は無いに等しいのだが、会話の端々に昭和の臭いを感じさせようとしてしまう。年齢からくるノスタルジーとも言えるのだろう。

さてこのワニの漫画。何が良いのかと言われるとなかなか答えられないくらいのシンプルさがある。そのシンプルさの内側に潜む「侘しさ」や「虚しさ」というものに人は惹かれてしまうのだろうな。そんなことを思いつつ第一話からずっと読み続け、ようやく先日100日後を迎えたのだった。

確かに炎上の話題などを見ていると様々な憶測が浮かんできたりする。だが、漫画としては非常に読みやすく分かりやすい。子供の頃に漫画家を目指していた僕としてはそう感じた。僕がよく書いていた「やさいマン」に近いくらいのこのシンプルさ(一緒にすな)。なんだか心地よかった。

ちょうど読んでいる書籍もビジネス本ながら四コマ漫画が主体で、非常に分かりやすく構成されている。すべてをシンプルに四コマで表現させる(ワニの最後は長かったが)。まさに起承転結の大事さがここに凝縮される。漫画の世界で僕が学んだこのシンプルさを今こそ活かすときだろう。

話を戻して蹴球堂のこと。長居駅前の店舗と比べると素晴らしい「昭和のシンプルさ」をしっかりと表現できると思っている。昭和に生を受けた人間の”悪あがき”ともいえるノスタルジックな空間。これからどのように魅せていくか、アミーゴと共に創り上げていく。答えは100日後くらいだ。

・・・まあ、死にはしないが。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP

※写真はイメージです。

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