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ゲームのように人生を。

Jリーグの無い三連休はまるでドラクエのレベル上げ作業のようだ。時間を無駄にしてしまう感覚が延々と続いている気がする(別に揶揄しているわけではない。ブックカバーにするほど僕は大ファンだ)。まあ、そんなフリーな時間が存在するよしもなく仕事に明け暮れているのだけれど。

このような状況でもあるので世界はともかく日本国内ですらあまり行けていないのが少々寂しい。とにかく生活が城と我が家の行ったり来たりになりつつあり、たまには洞窟や塔そして宿屋を訪れたくなってくる。確かに人が言うように、平気を保つのが難しくなってきているのも事実だ。

そんなことを考えていても埒があかないので、仕事の合間にウイイレでも行なってみる。当然クラブはセレッソ大阪一択。それほど上手いわけでもないがかなりやり込んでいるので、うちの選手も結構な人数が加入している。なんとか頑張って全員のレベルを上げる努力をしているところ。

思えば昔からフォーメーションサッカーとかJリーグプライムステージとか、サッカーゲームにはハマっていた。ゲーム機と呼ばれる代物はとうの昔に我が家から無くなっている。だがスマートフォンやタブレットに取って代わっても楽しいものはやはり楽しいのだ。いくら歳を取ろうとも。

かの太宰治先生は言った。「趣味というものは、むずかしいものでしてね。千の嫌悪から一つの趣味が生れるんです。趣味の無いやつには、だから嫌悪も無いんです。」。そうか、嫌悪は・・・それほどないのだけれど(笑)セレッソ大阪はもう趣味の域をとうの昔に越えてしまっている。

どんなときでもどんな場所でも何があってもセレッソ大阪との縁は深い。今アミーゴたちとパーティを組んで様々な手を打っている。それぞれの能力を活かして事に当たるのも考えてみればドラクエ感覚だ。僕らはゲームに育てられ、ゲームのように人生をなぞらえているのかも知れない。

それでも良いんじゃないかと僕は思う。ゲームは僕らのバイブルのようなものだ。教わることもたくさんある。だからもっとゲームを楽しんでいい(できれば課金せずに楽しみたい)。ただ僕らには必ず帰る場所がある。翌日の朝が来る頃には多分ヒットポイントも回復しているのだろう。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP

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