ほんのちょっとの変化で物事が進み始めたりすることがある。例えば、どうしても同じところでミスをしてしまうような場面でちょっとだけアクセントをつけてみたら、全体的に調和が取れるようになった、という話もよく聞く事例だ。アイデアひとつで見える世界がまるで違って見えたりするもの。
人間とは(いや人間だけでは無いかもしれないが)昨日より今日、今日より明日、少しだけでもいいから成長を続けたいと願う生き物なのだなということを、僕の周りの方々を見ていてそれが手に取るようによく分かる。本当に素晴らしい方がたくさんいて、いつも学ばせてもらっている状況でもある。
それにしても、働くとはいったい何なのだろうか。人は何のために働くのだろうか。そんな哲学的なことを考えさせられるシーンが、今週は多く発生したのだった。そしてそのひとつに「何処を向いて仕事をしているのか」というキーワードがある。もう少し言い換えれば「誰のために働くか」なのだ。
綺麗事のように聞こえるだろうが僕が仕事をする理由は、自分の持っている技能や商品によってお客様が喜ぶ姿を見たいからに他ならない。たしかにその結果得られる対価も重要だが、それはあくまでもお客様が満足してくださったからこそでありどこまで行ったとしてもそれ以上でもそれ以下でも無い。
もちろん先立つものは必要で、生きるための最低限の金銭とのトレードオフが発生するのは否めない事実だ。とは言えその部分を除いたとしてもやはり「サービスが先、お金はあと」というコンセプトは決して変わらない。それを改めて知る機会となったのが自分自身が参加したレゴ®シリアスプレイ®だった。
自分の内面の気づき、内面と向き合うことの重要さや大事さ。ここを疎かにする方が実に多いと感じる。自分を包む表面だけで仕事と向き合っていないだろうか。自分にとって「働く」は何処を向いているのかを再確認してみてはどうだろうか。それはレゴ®シリアスプレイ®を使わなくてもすぐにできる。
NEVER STOP,NEVER GIVE UP
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