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澪標。身を尽くし。

大阪市の市章、「澪標」が好きだ。航路を示す標識でもあるこのシンプルなシンボルマーク。時折セレッソ大阪サポーターのコレオグラフィにも利用されたりする。源氏物語の第14帖を代表として、古くから日本国内で愛される存在の「澪標」。

大阪市廃止・特別区設置住民投票。いわゆる「大阪都構想」の住民投票が、ダービーマッチ直前のまさに今週末に迫っている。様々なところで多くの議論や対話がされている状況でもある今。セレッソファン、サポーターの視線も注がれていく。

もしこの大阪都構想が実現するとなると、サッカーショップ蹴球堂にも幾ばくかの何かが降り注いでくる。まずは、少なくとも、住所が東住吉区から天王寺区に変わることになるらしい。事務的な手続きがどの程度発生するのかは、まだ不明だ。

それにより、現在登録している様々なサービスなども変更していかなくてはならないのだ。もちろんそれほど多くは無いのだけれど、とは言え手間がかかることには変わらない。考えただけでもあれとこれと・・・と少々多岐に渡りすぎている。

まあ蹴球堂はそれほどでも無いという結論でいいと思う。それ以上に感じているのが、考え方の違いだ。人間だから、いろんな思想があり、いろんな考え方もある。今回の大阪都構想も、賛成、反対、それ以外という選択はひとりひとり自由だ。

そこに「セレッソ大阪」という象徴が、僕らのようなファン、サポーターの考えと重なっていく。1993年。「大阪市にプロサッカークラブを作る」と掲げた言葉がリフレインする。このリフレインは賛成反対どちらに向けたものかも分からない。

「澪標」とは「身を尽くし」とも言われることがある。どんな結果が訪れたとしても、僕らのセレッソ大阪への身を尽くした愛は変わらないのだろう。だから、この街の行く末を見届ける必要が僕らにはある。まさに、身を尽くす、自分ごとだ。

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