今日の浦和戦については改めて書きたいと思うが、ひと言だけとすれば勝てないまでも負けない試合だったように思える。どうも体力よりも気力の面で後手に回っていた感も正直あった。天皇杯、その先のアジアの舞台は一筋縄ではいかない。
体力よりも気力のほうが上回っている感覚。そんなものを感じてしまう瞬間が年に何度かある。モチベーションを高く保つこと、そして自分自身の持つレベル感。その相乗効果「シナジー」。まさにチクセントミハイの「フロー」のようだ。
仙台では、本当に久々なくらい「フロー」な状態で四時間半のレゴ®︎シリアスプレイ®︎ワークショップだった。リアルな環境なので新型コロナには充分に気をつけながらファシリテーターを務めてきたのだが、それらを上回る充実感が半端ない。
今回、チームのストラテジー(戦略)を描いていくワークショップに近かった。そんななかで、参加者の方々のモチベーションがスキルビルディングから本番に向かうにつれて高まっているのが手に取るように分かった。まさに「フロー」だ。
そんな参加者に触発されて僕自身のテンションも自然と上がっていく。どんどんと作品が増えていき、どんどんと言葉が生まれていく。どんどんと作品たちがコネクションされていき、進むべき方向性のタネが植えられる。そして育ち始める。
新しい方向性を見つけたいと真剣に考える組織、モヤモヤした思いを表現したいと思う参加者。そこに極上の情熱を持ったファシリテーターが加わることで、極上のステージが成り立っていく。そんな一端を感じられたワークショップだった。
だから僕は、気力の低下というものに対して、早くレゴ®シリアスプレイ®のワークショップを行なってみたいと思っている。レゴブロックによる「フロー」を体験することで見えるものは思いのほか多い。僕は「シナジー」を生んでいきたい。
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