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【対談】編集長がオーナーに聞いてみた <その2>。

第二回目である。今回きっかけとなったのがセレサポ企画部の「ライター募集」だった。その中に書かれている「セレサポの生き方や価値観を発信する」「サポーターとチームの歴史を残す」「ノウハウを共有して新しいサポーターを育てる」という理念に近いコンセプトに共感したのだ。

なんでセレッソ大阪をここまで愛せるのか、という疑問が、多分サッカー、Jリーグに深く関わっていない方には若干分かりづらいところもあるかと思う。この回以降の内容を読んでくだされば、何となく(本当に何となくで大丈夫なので)知ってもらえればなと感じる。それくらい根は太い。

(全て当時書き起こしていただいたママ)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

盛江:
こういう風に、女子高生が熱い思いを語って一緒にやらせてくださいって言ってくるのって、どう感じますか?

伊庭:
すごいと思うし、多分そういうことが実現できる場でもあるんやろね。スタジアムっていうのは。

会社とか学校とかって序列の中でどうしても生きなあかんけど、スタジアムってそういうのがないわけやん。 例えば俺が4歳の子どもにも怒られたりすることもあるやろうし、60歳の人を叱ったりすることもきっとある。

年齢なんか関係なくて、多分セレッソに対する愛情の強さや温度差だけがあるんだと思います。

だからスタジアムっていうのは誰もが行動しやすい環境だと思うし、そういう意味でJリーグはすごいですね。

もちろん、いいことも悪いこともあると思います。サポーター同士が揉めたりとか。

ヨーロッパの真似かもしれないけど、プロサッカークラブができて、サッカークラブを支援するっていう街ができて、その過程なのかな。

一期一会も、この先ずっと一緒にやっていくぞという人との出逢いも、そこで生まれると思うんですよね。

最初から仲良くやろうぜなんてことは多分ほぼないんですよ。

自分らの自我とかあるけど、でも、真剣になって向き合って、バシッとやった時に熱い気持ちを伝えたら、相手も応えてくれたとか。

感情を前面に出してできるっていうのは、スタジアムの良さかなぁ、っていう気はしますけどね。

長居スタジアムに来て嘘ついている人、自分に正直じゃない人ってたぶん1000人に1人くらいやと思っています。

スタジアムに来るために嘘つく人はおるかもしりませんけど(笑)

スタジアムは自分の思っていることを、一番さらけ出せる場所かなっていう気がするんですよね。

次に続く。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP

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