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第10節 柏レイソル戦。

夏の風物詩の高校野球が中止となり、その代替試合が現在行なわれている。その高校のひとつである磐城高校と大会運営の粋な計らいに感動する。ほっこりしたいわけでも無いのだが、僕のグッとくるポイントは、このようなエピソードなのだ。

新型コロナウイルスは悪いことばかりでもなく、人と人とのつながりや優しさも生まれているような気持ちになる。戦争など逆のケースも少なくはないが、やはり僕らは共同体であり、すべては人に向いてくる。そんな世の中は悪くないと思う。

終戦の日に開催された柏レイソルとの一戦は、戦前に予想された通り非常に厳しい戦いとなった。最後の最後のギリギリのところでキム・ジンヒョン選手とセンターバック、ボランチの計五名で中をしっかりと締めて守り切ったという感がある。

このディフェンス陣のテクニックにグッときている。ブロックやストップも称賛に値するが何より予測や、どちらかのコースを切る守り方に感動を禁じ得ない。20本近くの被シュートがあるにも関わらず、怖さを感じなかったのはそのおかげだ。

もちろん三点とも効果的に取れたのもあって、戦術を明確にしやすかった。特に先制できたことで勝利への道筋が立てられていた。このサッカーが面白いかどうかは別にしても、大事な試合が続く中でのこの勝ち点3はチームにとって格別だろう。

さて西川潤選手のお洒落なゴラッソ。左足のループの前の身体を使ったフェイント(ただの歩数合わせとも言う)。そして柿谷曜一朗選手の穴を見つけるかのようなドリブルもそう。決してゴールだけでないところに僕はグッときてしまうのだ。

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