最近よく「自信とはどこの時点からつくものなのだろう」と考える瞬間がある。特に、仕事を始めたばかりの若者が、如何にして手にするのかというところに興味が尽きない。それはまさに、身の回りでリアルに起こっているからなのだろうか。
それにしても、瀬古歩夢選手の評価がうなぎ上りだ。もちろん小学校の頃から見続けてきたのでポテンシャルについては驚きもしない。それでもロティーナ監督のサッカーでここまでの素晴らしいプレイを若干、予想していなかったのも事実だ。
前にも書いたが、同郷ということよりも先に、彼の12歳のときの言葉。「僕たちの目指すところはここじゃない。プロになるために戦っている。次に切り替えて行こう。 僕たちのサッカーはここで終わらない」がいつも頭に浮かんできてしまう。
なんて大人びた言葉なんだと当時は思っていた。そしてそれが実現していくかのように、歳を重ねるにつれ磨きがかかっていった。今、弱冠二十歳(これも重言なのだろうか)というなかで、本当に余裕たっぷりのプレイに酔いしれているのだ。
現在のセレッソ大阪の好調を支えるセンターバックのひとり、瀬古歩夢選手。どこから、いや、いつからその自信が存在してきたのか。2016年インドで話して以来でもあるのだが、いつかどこかで聞いてみたいものである。実現するのだろうか。
今一度「自信とはどこの時点からつくものなのだろう」かと。僕は今、自分の半径10mにいる若者に勇気と自信に気づくお手伝いをしている。「インドに行け」とは決して言わない。その代わりに、自分が発する言葉の持つ力を信じるのもひとつ。
※ゴアは最高だった。
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