虫の知らせというわけではないのだろうけれど、本当にあった話として書いておく。昨日の夜にどうしても駄ブログを書くのが億劫になって、中途半端に投稿したあとワンコの散歩に出掛けようと着替えていた。いつものようにダウンを取る。
暑さ寒さの話かもしれないが、何故かこのウェアに手が伸びた。「今日はこれで行こうかな」と独り言を言いながら羽織る。さほどあったかいわけでもないこの上着を、どうして僕は着ようと思ったのか、今朝になるまでは知る由もなかった。
そのニュースを見て、なんだか分からないがもう一度このウェアを見てみた。感情が変化するわけでも無いのだが寂しさだけが込み上げてきた。タイムラインを見ていても本当に多くの方から愛されている、愛されていたことを改めて知った。
うちもそうなのだが選手はいつも、ファン、サポーターに愛されているという気持ちを前面に出してくれる。この方もそうだった。すべてがその通りだとは言わないものの、周りを取り巻く環境が選手を良い方向にもそうでない方向にも導く。
1986年のメキシコ1990年のイタリアも素晴らしかったが、僕個人としては我らの日本代表が寸前まで掴みかけた1994年のアメリカ大会がとても印象深い。ラウンド16のルーマニア戦に、この方が出ていたらどうなっていただろうと今でも思う。
まあそんな、僕のどうでもいい話など必要ないはずだ。今はゆっくりと休んで、そして天国でもあの楽しそうなサッカーを展開してくれることだろうと思っている。しばらくはこのウェアを着てワンコの散歩に行くことにしようと心に誓った。
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