大事な大事な大阪ダービーマッチの前日。大阪都構想住民投票の翌日。そんな一日だったが、ひたすらレゴ®︎シリアスプレイ®︎のワークショップを行なっていた。どのように組織やチームに棲みつく多くの問題(ビースト)と向き合っていくのか。
ファシリテーターとしての自分と参加者としての自分。そしてオーディエンスとしての自分。一歩下がってみて俯瞰的に見ると違った側面がまるで水面のように目の前に広がる。レコブロックだからこそ成し遂げられるものもあるということだ。
おもちゃだからこそ違った意味での真剣さだからこそ見えてくるものが多いのがレゴ®︎シリアスプレイ®︎なのだ。そのシリアスとプレイの間に存在する「遊び心」という要素が、今の時代でとても重要になっている。そこに攻略の鍵はあるだろう。
皆、あがいている。何か突破口は無いか。劇的に一変させる方策は果たして何なのか。明日の試合もそう。出場の機会が訪れるか否か。そのときを待ち続けている選手も多いだろう。だがピッチに立つことを、最後まで叶えられない場合もある。
さて大阪ダービーマッチだ。選手はピッチに立てることを誇りに思わなければならない。コロナ禍においてこのような濃密な戦いが見られるのにも感謝しなければいけないのだ。そしてこの試合で大事なのが「遊び心」なのだと僕は思っている。
「遊び心」に惹かれる人もいれば嫌悪感を示す人もいるのは事実だ。しかしながら僕は彼のこの「遊び心」に期待せざるを得ないのだ。明日もどうなるか直前まで分からない。そしてその「遊び心」を見たとき、誰もが魅了されてしまうだろう。
レゴ®シリアスプレイ®のワークショップは童心に帰るのではなく、また、おもちゃを楽しむというものでもない。「遊び心」を持つことで効果を発揮する。最高のプレイも最高のアイデアも、凝り固まった思考のなかでは決して生まれやしない。
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