何年かぶりに鎌倉を訪れた。前回はプライベートだったが今回はがっつりビジネスだった。だが、生まれて初めて江ノ電に乗ることができて、とても感激している。先頭車両の一番前の席に陣取ってまるで子供のようにはしゃぎ過ぎてしまった。
やはり僕は電車好きなのだなと、改めて思わされた。加えて「路面を走る」という興奮が止まらない環境にも身震いする。大阪にも阪堺電車があるのだが、趣も風景もまったく違ってみえる。当たり前だ。それぞれの良さというものが存在する。
途中の由比ヶ浜駅で降車する。朝が早かったのと日曜日なので人もまばらだろうなと高をくくっていた。しかしながら海まで出てみると、サーファー、サーファー、サーファー。三度言う。ものすごい数のサーファーさんが水の上で漂っている。
そんな高人口密度な海を右手に見ながら進み、目的地へと僕は向かった。砂浜に降り、トンネルをくぐった先にその場所は存在する。「Le Garage Kamakura」。そこは素晴らしい風景と多機能性を備えた、正に「最高のシリアスプレイな場」だ。
昨日初めて来た時とは違って見える。電車に揺られ、潮風を浴びて、さらに新たな気づきも加わり印象が変わっていく。所詮、僕の物事の捉え方など移ろいやすいもの(良い意味で)でもあるし、そしてそれは直感を信じるものだけが得られる。
そんな、鎌倉および江ノ島の夢のような旅が終わり、一日ぶりにワンコと別の旅に出ている(何を偉そうに)。そういやこの地域には多くのワンコも生息していたなとひとりと一匹が笑みを浮かべて歩いているのを人に見られないよう注意した。
実のところひょんなことからまた鎌倉に行く、いや、わずかばかりだがJリーグに関わる者としてはこの旅をしなくちゃならない理由ができたように思える。出会いはいつ、なんどき、どこにあるのかなど分からない。まあ旅とはそういうものだ。
NEVER STOP,NEVER GIVE UP
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