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第2節 大阪ダービーマッチ。

何度も何度も「2003年ぶりのダービーアウェイ勝利」という言葉がタイムラインを賑わしている。そんなに勝ってなかったかと思ってしまうほどだが、ダービー自体をそれほどものにしていない口が語るフレーズではまったくもって、無い。

1990年代の万博記念競技場では結構勝っていたイメージがある。しかしながら上記の話からいくと、リーグ戦での吹田スタジアムは未勝利ということになる。サポーターの力は味方にも相手にも影響力があるのだと改めて知る試合になった。

もちろん勝利を目指して闘うのがダービーではある。ところが何故か試合が進むにつれて心境の変化が訪れた。勝つことだけじゃない。そう、そこには、勝敗を度外視した何かが、僕らの中に芽生えようとしているのが手に取るように分かる。

「WE ARE WITH YOU」の言葉になんだか泣きそうになる。大阪弁を駆使した様々なバナーにも少しばかり共感した。やはりこの大阪ダービーマッチは特別なんだ。今までのダービーとは違うんだ。そう思いながら感慨深くモニタを見ていた。

結果もそうだが、このように試合ができる喜びというか。サッカーを見ることができる喜びというか。こんなにラグジュアリーな気持ちで大阪ダービーマッチを観戦するのも初めてであったけど、やっぱり心の底から好きなんだなJリーグが。

試合終了後、セレッソのトレーニングウェアを着て相手クラブ選手と肘タッチしている方がいて、誰なんだろうとか思っていた。トニ・ヒル・プエルトフィジカルコーチなのだそうだ。終了直後のあのプレーでのイライラが一気に吹っ飛んだ。

予定だと次の大阪ダービーマッチは文化の日。ヤンマースタジアム長居(のはずだ)。この試合は間違いなく熱い闘いになるはずだ。だから、そのために早く新型コロナウイルスが終息してほしいがちょっと先が見えない。けど、諦めない。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP

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