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助走を取ったほうがより遠くへ飛べる。

この年末年始の高校サッカー選手権を見にいくことができなくなってしまった。毎年のようにスタジアムで観戦してきたのだが、2020年、第99回目を迎えたなかでこのような状況は本当に悲しい。テレビでの放送を増やしてくれると嬉しい。

大半はセレッソ大阪に内定している選手を見るための儀式。そして、大半は僕の目の前で敗戦を迎えるという疫病神ぶり(それは予選でも見せつけていく)。今年に限ってはその影響下にはない。選手権は本当に素晴らしい試合の連続なのだ。

そんななか来年行なわれる予定だったU-17、U-20の両ワールドカップが中止となった。これらにはセレッソ大阪所属の選手たちも選ばれる可能性もあったので悲しみが込み上げてくる。若者にとっては本当に非情な結論。何とも言えない気分。

今年一年のスポーツ界は新型コロナウイルスに振り回された。そのなかでも、高校スポーツは特に大変だっただろうなと可哀想だと思ってしまう。しかし、この苦労が報われる日が必ずや来るはずだ。僕はそう祈りながら数々の試合を見ていた。

若者の未来は明るい。だからこそ、今、厳しい局面ではあるが、耐えて、次のステージへと向かう足掛かりにしてほしい。誰かの歌にもあったが、長く助走を取ったほうがより遠くへ飛べるはず。そっと背中を押したい。できればタイミング良く。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP

この試合から運が離れていった
なんて言わないでね・・・

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 コロナ禍に、コールリーダーの言葉が伝わる環境を作った。それが「#コールリーダーウダウダ」。ひたすら毎週話し続け、今週、その#コールリーダーウダウダの200試合出場を達成した。 年間52週。そう考えれば、4年は続けているということ。今週のコールリーダーウダウダでも話したが、コロナ禍を忘れつつある。いや、忘れてはいけない。決して忘れてはいけないのだ。 だから話し続ける。継続は力。継続は愛。そんなことを思い浮かべてしまう。時代は変わる。でも変わらないのは、人の心、サッカー。そして、なによりも大きいセレッソ大阪への思い。 「#コールリーダーウダウダ」をやっているとよくわかる。セレッソ大阪のコールリーダーは、多くのものが継承されている。実に30年以上に渡って、様々な思いがつながっているのだ。 200という数字は、その思いの積み上げの上に成り立っている。そんな思いを、これからも紡いでいかねばならない。そう強く感じた200回目のハーフタイム。仲間はありがたいと感じた。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP

記録というものは無いよりはあったほうが良い。

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『継続は力なり』とか言うが。

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