スキップしてメイン コンテンツに移動

「セレッソイズマイライフ」。

激動の一年が終わろうとしている。そんな朝に素敵な月を見上げながらワンコと一緒にテクテクと遊歩道を散歩する。大晦日だけあってとても静かな風景。それもそのはず。六時だ。僕は歩きながらこの2020年という壮絶なストーリーを思う。

この一年、毎日この駄ブログを書き続けることを目標としてスタートした。何度も挫けそうになったり、どうしても筆が進まず日を越えてしまったときもあるにはあったが、この投稿でようやく肩の荷が降りる。まずは自分自身に感謝したい。

今年は、桜スタジアム建設に併せて鶴ヶ丘周辺を盛り上げるべく「F.C.OITOプロジェクト」をスタートさせた。大人になるたびに思い返す、フットボールの文化、書籍や映画や美術、そして、大阪の文化を改めて考えていくためのスペース創り。

時間はたっぷりあった。というか、時間の作り方を僕らはこのコロナ禍で学んだ。サッカーなら流れを変えたり、パスコースをたくさん作ったりできたのだが、僕らは、その時間をどこで使えばいいのか、そんな悩みも抱えながらの一年だった。

その分、セレッソ大阪への愛が深まったような気がする。タイムラインを見ていてもそれらが如実に表れていた。若いサポーターの方々が思い思いに新しいことへのチャレンジを行なっているのを見ていて、歳のせいか涙脆くなってしまった。

何度でも言おう。たかがサッカー、たかがセレッソ、ではない。そして、それらはもう人生の一部なのではなく、人生そのものなのだ。そう言えばその昔「フットボールイズライフ」という名のブログを書いていた方のことを、ふと思い出した。

なかなか人と会うことができず、特に若いサポーターの方々と話がしたい想いが高まっている。時の進みはことのほか速く、残された時間はまだまだ未知数だ。だからこそ今「フットボールイズマイライフ」「セレッソイズマイライフ」なのだ。

そう思いながら公園に辿り着くと、いつものように大先輩方々が朝のラジオ体操に励んでいる。そして無事終わると仲間と二言三言話しをして家路に着く。人生はひとりでは成立しないのだ。そこには必ず仲間が存在する。やはり常に学びの場。

今年一年本当にありがとうございました。2021年のブログはゆるゆると思い立ったときに書いていきたいと思います。どうしようもない駄文ではありますが、引き続き御教授、御鞭撻、そしてご愛顧賜れば幸いです。どうぞ宜しくお願いします。

NEVER STOP,NEVER GIVE UP
We will always be here,ever.

コメント

このブログの人気の投稿

祝・200試合出場。思い。

 コロナ禍に、コールリーダーの言葉が伝わる環境を作った。それが「#コールリーダーウダウダ」。ひたすら毎週話し続け、今週、その#コールリーダーウダウダの200試合出場を達成した。 年間52週。そう考えれば、4年は続けているということ。今週のコールリーダーウダウダでも話したが、コロナ禍を忘れつつある。いや、忘れてはいけない。決して忘れてはいけないのだ。 だから話し続ける。継続は力。継続は愛。そんなことを思い浮かべてしまう。時代は変わる。でも変わらないのは、人の心、サッカー。そして、なによりも大きいセレッソ大阪への思い。 「#コールリーダーウダウダ」をやっているとよくわかる。セレッソ大阪のコールリーダーは、多くのものが継承されている。実に30年以上に渡って、様々な思いがつながっているのだ。 200という数字は、その思いの積み上げの上に成り立っている。そんな思いを、これからも紡いでいかねばならない。そう強く感じた200回目のハーフタイム。仲間はありがたいと感じた。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP

記録というものは無いよりはあったほうが良い。

別に今までと時間の流れが変わったわけでもないのだが、なぜだか本の進みが良い。ウダウダせずに手に取っている。やはり環境によって生活や趣味は影響されやすいことを如実に表している。この間(まあ早く終わってほしい)にどれだけ読破できるだろうか。ちょっとした楽しみだ。 この本。どうしても単行本サイズが僕は苦手だ。それほど手が小さくはないのだが居心地が良くないのだろうか手元から落ちそうになる。そういう理由もあり大半が新書か文庫本という流れになるので、小説などはしばらく待たないといけなくなる(どうしても読みたいものは、買う)。 この文庫本サイズは実に僕の手のひらににフィットする。手帳もそうだ。どうしても無印良品の文庫本ノートを買ってしまう。ご存知の通りひたすら書いたり(最近はiPadに下書き落書きしたうえで文庫本ノートに転記する)貼ったりする僕なので、段々と手帳が溜まっていってしまう。 時間があったので久しぶりに手帳を見直してみた。文庫本サイズの手帳で書き始めたのが2008年。東京に来て2年目だった。中身を見てみるとあるわあるわ。馬鹿げたことを書いていたり、どうでもいい新聞の切り抜きを貼っていたり。思い出に浸るつもりは毛頭ないが、とても懐かしい。 そこから現在まで辿っていくと、「ああこんなこと考えていたのか」とか「これは今でも面白いな」というアイデアもあった。記録というものは無いよりはあったほうが良いなととても感じると共に、そんな記録から役立つものが現れたりするのが非常に心地よい。大事なことだと思う。 以前とある書類の保持期限が過ぎたので処分しても良いかと訪ねたところ「記念に持っておいても良いと思う」と諭されたのを思い出した。もちろん場所や必要性とのトレードオフは重要だが、新たな発見につながる可能性も持っている。なので僕の部屋が片付くことは当分ないだろう。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP

『継続は力なり』とか言うが。

 #コールリーダーウダウダ 200試合出場記念ステッカーが多くの方の手に届いていることを願う日々。大した話でもないけれど、ごくごく小さいことを積み重ねてきた結果なのだとも思う。 セレッソ大阪のコールリーダーは、1993〜1994年から30年以上連綿と続く旅路なわけで、この絆はちょっとやそっとじゃ崩れない。セレッソ大阪は、Jリーグはそうやって成長してきた。 その、言葉では表現しにくい、人間的なつながりを、スペースでは出しているつもりなのだが伝わっていれば嬉しいところ。だからこそ、今、ここにいる意味なども意義もあるのだろう。 ステッカーの画像をSNSでアップしてくれているのを見る。ふと胸が熱くなる。やってきたことや、やり続けてきたことの全てが、正しいものではないことも重々理解をしているつもりだ。 だけどそれらは、決して間違ってもいなかったのだなとも思えて、人間的なつながりに感謝してしまう日々。その輪がここまで大きくなり、そしてここからも更に大きくなっていくはずだ。 だから、続けられるだけ続けよう。昔ある人に言われた言葉。「『継続は力なり』とか言うがあれは嘘や。ほんまは『共に継続する仲間がいることは力なり』なんや」。これ、まさに本質。 ※ステッカーはイバのところにも若干あるので、もし手に入らなかった方は、スタジアムやお店などで見かけたときに声をかけてください。人と人のつながりから何かが始まりますよね。 NEVER STOP,NEVER GIVE UP